よもぎ蒸しが”熱い”と思っている人は、木製よもぎ蒸ししか知らない。
- Kozue

- 7月28日
- 読了時間: 2分

一般的に広がっている木製のよもぎ蒸しイスには、大きく2つの特徴があります。
ひとつは、熱をそのまま感じやすい構造であること。
もうひとつは、素材自体が熱を蓄える力に乏しいため、蒸気の質が強いことです。
座面から発する遠赤外線のような温かさはほとんど期待できず、
ツボの蒸気が直接お腹や下半身にあたって「熱い」と感じやすくなります。
ここで大切なのは、「熱さ=効果がある」ではないという点です。
急激な熱は交感神経を強く刺激します。
交感神経が優位なとき、身体は“戦闘モード”に入っています。
これは筋肉が緊張し、血管が収縮し、内臓機能が抑制されてしまう状態です。
リラックスしながら子宮や腸を温めたいはずのよもぎ蒸しで、
逆に神経が興奮してしまうと、本来の目的である「巡らせ、ゆるめる」は叶いません。
また、「たくさん汗をかけた」という爽快感を求める方が多いのも事実ですが、
熱い蒸気でかく汗の多くは“体温調節の汗”。
水分を蒸発させて体温を下げるものであり、ミネラルや潤いも一緒に失われていきます。
反対に、じんわりと深部体温を高めていくことで出る汗は“代謝の汗”。
この汗は血行促進や老廃物排出、ホルモンバランスのサポートなど、体の中からの変化につながります。
黄土漢方よもぎ蒸しでは、この代謝の汗を出すことを重視しています。
黄土は自ら遠赤外線を発し、深くじっくり温める力があります。
つまり、熱くて逃げたくなるのではなく、深くあたたかく、ゆるまる。
気づけば汗が滲んでいた、というような温もりが続きます。
黄土漢方よもぎ蒸しは一般的な木製よもぎ蒸しと違い「汗をかくこと」が目的ではありません。
巡らせて、緩めて、出す。
そのためには、“熱さ”ではなく“深部温め”が必要なのです。
熱さを売りにする木製のよもぎ蒸しも存在意義がありますが、
冷えや女性特有の不調、体質改善を目的とするなら、
じっくり温め、内側から変える力のある黄土、しかも黄土100%を選ぶ価値は十分にあると考えています。
私自身が不調をかかえ、木製からこの黄土漢方よもぎ蒸しに行き着いたのは理由があるのです。
黄土漢方よもぎ蒸し専門店 むん
埼玉県川越市元町1-8-33藤田ビル2F
6時半から18時まで営業




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