目次
シミやしわ、ニキビの改善が実証された成分「トレチノイン」
トレチノインはどんな、しみの治療でもできる?!
トレチノイン治療で注意が必要なこと
レチノールと比較にならないほどの効果が・・・
女性のお肌の悩みといえばシミ、しわ、ニキビですよね。これまで、色々なスキンケア商品を試した方も多いはず。
アメリカ皮膚科学会によれば、美白クリームなどの美白剤を選ぶ際のポイントとして以下の成分が入っている商品を推奨しています。
ハイドロキノン2%
アゼライン酸
グリコール酸
コウジ酸
レチノイド(レチノール、レチノイド)
ビタミンC
これらの成分はメラニンの生成を遅らせることができ、美白効果の高く、処方箋なしで効果が期待できるスキンケア商品を選ぶとよいのだそう。
私も推奨成分にもあるレチノール配合のエイジングケア化粧品を愛用し効果があることを実感してきました。そんなレチノールですが、レチノールよりも100倍の効果があるといわれる成分が実はありましたので、エイジングケア化粧品を試したいと思っている方や、美容手術でお肌の改善を考えている方に向けて紹介したいと思います。
世の中にはエイジングケア化粧品が沢山ありますので、どれを選べば良いか迷いますし、美容効果にも個人差があるので、効果的な化粧品を探している方も多いかもしれませんが、化粧品や医薬部外品のどれをとっても治療効果はないということを理解する必要があります。
エイジングケア化粧品の効能をよく見ていただくと「メラニンの生成を抑えて、シミ・そばかすを防ぐ」と書いてあります。つまり、これらの商品を使っても肌が白くなるということは基本的になく、メラニンの生成を抑える効能によって『予防』をすることが目的となりますので、シミやしわを治療するなら特別な美容手術が必要と考えられていましたので、一歩が踏み出せないという方もいるのではないでしょうか。
そんな方に朗報があります。
シミやしわ、ニキビの改善が実証された成分「トレチノイン」

最近注目されているのが、トレチノインという成分です。トレチノインとは、ビタミンA誘導体の一種で、正式にはオールトランスレチノイン酸と呼ばれ、その主な作用は表皮角化細胞のターンオーバー促進し、ニキビやシミの治療ができるのだそう。
通常、ターンオーバーによって皮膚が生まれ変わるのに2か月かかりますが、トレチノインの漂白効果は、ターンオーバーを活性化させる効果があり表皮を作っている角化細胞の分裂と増殖をどんどん行うことで、表皮の奥にあるメラニン色素を排出します。
2~4週間と早いサイクルで皮膚の再生をする特徴があるのです。
トレチノインの成分は、アメリカでは治療医薬品としてポピュラーなものとなっていますが、残念ながら日本においては認可がされていないため、医師に処方してもらう必要があります。皮膚科での治療では、通常ハイドロキノンと併用して治療を行うのが一般的です。ハイドロキノンはメラニン色素を抑制し、メラニンの少ない細胞(皮膚)を生成することができるからです。
また、トレチノインは、ターンオーバーを活性することによって、毛穴が塞がりにくくなる効果もあり、皮脂腺が毛穴につまって起こるニキビ治療にも有効とされています。さらには、肌のコローゲンの生成を促す効果もありますので、しわを改善し、肌にハリを戻すことが出来るのだそう。
トレチノインはどんな、しみの治療でもできる?!
トレチノインとハイドロキノンを併用したシミ治療では、皮膚の浅い部分にある表皮のシミには効果があるとされますが、より深い部分の真皮にあるシミには効果がないため、真皮のシミ取りにはレーザー治療を行う必要があります。
シミの治療の場合、表皮にあるのか真皮にあるのかで治療方法が異なるのだそう。皮膚科医はどちらにあるかは診察で判断できるとのことですが、両方にある場合は、先にトレチノインとハイドロキノン併用による治療を行い、表皮のシミを先に治療し真皮に残った部分をレーザー治療で取り除くことが可能ということで費用対効果が高い治療なのだそう。
トレチノイン処方は保険適用ではないので自由診療となります。皮膚科によって相場は異なるものの、初診料3千円でトレチノイン(0.05%)5gで2千円程度で、シミ取りのレーザー治療と比べるとかなりお安いのではと思いますが如何でしょうか。実際に治療をする際には、皮膚科のホームページに金額が公開されているかと思いますので事前に確認の上、治療のご相談をすることをおススメします。
トレチノイン治療で注意が必要なこと

ビタミンA誘導体であるトレチノインは塗り薬なので危険性は少ないと言われていますが、トレチノイン治療中は避妊を行う必要と授乳を控える必要があります。また、使用当初は皮膚が赤くなったり、角質がボロボロと剥がれるといった副作用が出る場合があります。
薬かぶれなどのアレルギー反応ではなく、トレチノインが効いている症状となるので、危険性はないようですが、皮膚の反応が強い場合には、毎日の使用は抑えて、使用頻度を少なくし、落ち着いたら徐々に塗る頻度を増やし調整していきます。また、保湿剤などで十分な保湿を行うと良いともされています。症状が出た場合には医師に相談することをおススメします。
レチノールと比較にならないほどの効果が・・・
トレチノインは日本では医師の処方箋が必要なもので、ドラッグストアなどには残念ながら売っていません。化粧品や医薬部外品の成分として認可されていないからです。
日本では、シミ、しわなどに効果があるとされるレチノール配合のスキンケア商品販売され人気があります。冒頭のアメリカ皮膚科学会もアンチエイジングの効果がある成分として紹介していますが、レチノイン酸と名前が似ているので誤解されやすいのですが、実はビタミンAの別称であるレチノール活性当量のことなのだそう。
レチノールの気になるアンチエイジング効果は、トレチノイン(レチノイン酸)の1/100ほどの効果しかないので、レチノール配合の化粧品を使うよりもトレチノイン治療の方が、シミ・しわなどの紫外線による皮膚の老化に効果に期待が持てます。アンチエイジングにご興味のある方は美肌効果が高く、海外で話題の若返りの治療薬『トレチノイン治療』について医師に相談してみてはいかがでしょうか。
まとめ
如何だったでしょうか、スキンケアの記事が好評でしたので、シミ・しわ・にきび治療について最新医療情報をお届けしました。お肌のトラブルの治療も大事ですが、トラブルにならないための日頃からのスキンケアは大切です。スキンケアで最も効果があるのは、「保湿」と「紫外線予防」となります。日常のスキンケアの方法でどの様なことに気を付けるかについて書いた記事がありますので、あわせて読んでいただけると嬉しいです。
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----筆者----
黄土よもぎ蒸し むん オーナー
KOZUE
47歳(2020年現在)
化粧水等、基礎化粧品は使わない。
スキンケアの基本は、キャリアオイルとたまーにレチノールクリームのみ✨湯シャンで綺麗な地肌を作り、健康な髪の毛を育てるのに力を注いでいます!
黄土よもぎ蒸しでデトックスを重ね、身体を温めることで生理痛緩和など健康に近づく身体を実現中。
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